影落ち撮影会

Twitter東京メトロの撮影会が話題になっています。

撮影対象の車両に影がかかってしまったということで、

鉄道写真を撮るものとしては、残念な気持ちになるのは非常によくわかります。

 

 

目を疑ったのは「影落ちも味がある」という意見を目にしたことでした。

フォロワーさんからも複数ご意見いただいていますが、意図して映しこんだ影が美しいのであって、ただただ映り込んでしまった影に対して味があるというのは、さすがに美的センスが壊滅していると思いました。

鉄道の雑誌やポスターに使用されるような写真の被写体に影が落ちているものが使われるところを見たことがありません。

結局のところ撮り鉄を叩きたいだけの捻じ曲がった論理だと思いました。

 

撮影会を開催した東京メトロもこればかりは予想外だったのではないかと思います。

2022年になって爆発的に増えてきた有料撮影会という文化が成熟するまでは、光線状態との兼ね合いがわかる説明書きがあるイベントを選んだり、自分自身で調査をしたり、場合によっては問い合わせをしたりして、リスク管理をしていくべきなんだろうと思いました。