価格変動制

今日は散髪してきました。 ダイエットの影響もあり、頭も身体も軽くなって気分が良いです。 引き続き、資格試験の勉強に取り組んでいます。


さて、#ミノリズム が更新されたわけですが、20周年ライブのチケット代が賛否両論を巻き起こしています。

詳細は動画でご確認ください。

私は価格変動制に賛成です。

理由は以下の2つです。

  1. 選択肢が増える
  2. 納得感のある座席になる

選択肢が増える

自分はできる限り前の方で見たいので、SS席に申し込むつもりです。 それだけ価値を感じているからでもあります。

一方で、様々な事情でその価値を見出せない人もいるわけです。 仕事を辞めた、他にも推しができた、子供が生まれた... 自分だっていつそういう状況になるかはわかりません。 そういった時に低価格帯の選択肢があるのは嬉しいですよね。

納得感のある座席になる

これは「座席がどこになるかというワクワク感」とのトレードオフでもありますが、 SS席やS席に申し込めば、見切れのない1階席が確約されます。 また、B席に申し込めば、会場を俯瞰できる席になる可能性が高くなります。

全席一律で最前列も最後列もありうるのは、ワクワクする反面、 確実に不平等感が生まれます。実際毎年、クソ席だった~という感想を見かけてましたしね。


キングコングの西野亮廣さんの著書「夢と金」には、以下のような趣旨の記述があります。

SS席(3万円)を用意したところ炎上騒ぎが起きたが、チケットを発売するとものすごい勢いで売れた、 すなわち、SS席にクレームを入れる人は、SS席を買う気がない人で、そういう人に限って価格にクレームを入れる奇妙な光景が見られる

「高価格帯商品」をなくしてしまうと、待っているのは「お金に余裕がない人からお金をとる世界」

河口湖ステラシアターの座席表を基に概算してみると、まさにその通りで、 会場のキャパシティの25%程度であるSS席(55,000円)、S席(16,500円)があることによって、 残り75%のA席(5,500円)・B席(3,300円)は、コロナ禍で物価上昇前のチケット代(7,700円)よりも安価に提供されています。

価格にクレームを入れるのではなく「俺はB席で行くぜ、SS席の人、サンキューな」が正しいです。 SS席の人が偉い!とかそういう話ではないので注意です。出したい人が出す、それだけでよいのです。


今日の1枚は渦中の河口湖ステラシアターから1枚。

座席表を眺めていてわかりましたが、完全にシンメトリーな座席配置なんですよね。 そして可動式の屋根もシンメトリーで見ていて飽きませんね。こういう建物好きです。