【2023春ダイヤ改正】廃止・引退となるJRの列車・車両まとめ

2022年12月16日に来春(2023年3月18日)に実施されるダイヤ改正の概要がJRグループ各社から発表されました。これに伴い、ダイヤ改正で廃止・引退・運用減が確実となった列車や車両を紹介します。

キハ183系の定期運用終了(JR北海道)

JR北海道のプレスリリースでは以前から告知されていた通り「オホーツク」「大雪」からキハ183系が撤退し、キハ283系に置き換えwられることが発表されました。キハ183系は既に他の列車の運用がないことから定期運用は終了となり、今後は道内各地でさよなら運転を行い引退となる見込みです。

E2系上越新幹線定期運用終了(JR東日本)

上越新幹線の車両がE7系に統一されることが発表されました。これに伴い上越新幹線E2系について定期運用が終了します。

高崎線特急E257系導入に伴う651系の運用減(JR東日本)

高崎線特急が「草津・四万」「あかぎ」に再編されることが発表され、車両もE257系のリニューアル車両が導入されることが決まっています。現行の「草津」「あかぎ」「スワローあかぎ」に使用されている651系について、詳細は記載されていないものの定期運用は大幅に減少する見込みです。

快速アクティー廃止(JR東日本)

1989年から30年以上にわたり運転されている、東海道線を走る快速「アクティー」が廃止となります。快速「アクティー」は年々運行本数が縮小しており、2021年3月13日のダイヤ改正から東京~小田原の下り2本のみの運転となっていました。

快速アテルイ廃止(JR東日本)

東北本線水沢~盛岡で運行されている快速「アテルイ」が廃止となります。こちらも2001年に運行を開始し、20年以上運行されていました。

ホリデー快速おくたま 青梅で系統分離/あきがわ廃止(JR東日本)

新宿~奥多摩で運行されている「ホリデー快速おくたま」、新宿~武蔵五日市「ホリデー快速あきがわ」についても運行形態が変更となります。「ホリデー快速おくたま」は新宿~青梅が定期運行、青梅~奥多摩が季節運行となり、青梅駅で対面ホームでの乗り換えが必要となります。また「ホリデー快速あきがわ」についてはダイヤ改正をもって廃止となります。

キハ85系 特急ひだ 定期運用終了(JR東海)

JR東海が名古屋・大阪~高山・富山で運行している特急「ひだ」について、車両がHC85系に統一されることから、キハ85系が特急「ひだ」での運用を終了します。特急「南紀」についてはキハ85系で引き続き運行される見込みです。「ひだ」は繁忙期に10両編成に増結して運転する場合があり、今冬でキハ85系の10両編成は見納めとなりそうです。